新婚だが離婚したいと思ったとき取るべき行動
「幸せな結婚生活を夢見ていたけれども、結婚後はお互いにすれ違うことが多く、一緒にいることがつらいと感じる。」
「優しい人だと思っていたが、いざ夫婦として暮らしてみるとモラハラがひどく、とても耐えていけそうにない。」
新婚の方といえども、このようなお悩みをお持ちになり、選択肢の一つとして離婚を考えるケースは決して少なくありません。
このページでは、離婚にまつわる数多くのテーマのなかでも、新婚だが離婚したいと思ったとき取るべき行動についてくわしく説明します。
■新婚の方が離婚を検討されるケース
現在の日本では、およそ3組に1組の割合で夫婦が離婚という道を選択しているともいわれています。
近年では、熟年離婚なども増えており、離婚の種類は多種多様なものとなってきました。
結婚してまだ年月の浅い新婚の方であっても離婚を検討されるケースは数多くあるのです。
たとえば、配偶者からDV(家庭内暴力)やモラハラと受け止められるような言動をされるケースは、離婚の原因の一つとなります(ただし、特に女性に多いですが、DVやモラハラを受けても「私が悪いんだ」と自分のせいにしてしまいがちです。信頼できる第三者に相談することで、自分が置かれている状況が「異常だ」ということに初めて気づくことが多いです。)。
また、浮気や不倫といったような不貞行為が行われていたケースでも、夫婦の信頼関係が修復できなければ、選択肢の一つとして離婚が検討されるでしょう。
さらには、子どもができてから、育児への関与や子育ての方針についての対立が生じてしまい、子どものために離婚を検討される方もいます。
このように、新婚の方が離婚を検討される理由はさまざまです。
そのため、それぞれの理由に合わせて離婚の方法、離婚協議の進め方やその条件などを考えていく必要があるといえるでしょう。
■新婚だが離婚したいと思ったとき取るべき行動
離婚の方法や、離婚の条件については、離婚を検討される理由となった個別具体的な事情を踏まえて考えていく必要がありますが、共通して取るべき行動というものも、少なからずあります。
ここでは、そうした離婚したいと思ったときに取るべき行動について、主要なものをご説明いたします。
まずやっておくべきことは、現在の財産の把握と、その証拠を確保するということです。
これは、離婚に伴い行われるであろう財産分与を踏まえたものです。
離婚の協議に入ってから財産を使い込まれたり、隠されたりしないように、現在の財産とそれを証明する客観的な証拠(資料)を手元に確保しておくのです。
ここでいう財産には、預貯金や現金のほかに、解約返戻金のある保険関係、株式、所有している自動車や住宅のほか、借金やローンも含まれます(ただし、結婚前の独身時に持っていた財産は対象外になります。)。
通帳など重要な書類の写しを取っておきましょう。
また、子どもがいる場合には、基本的にはどちらがより子どもとの日常的な関わりが深いか(監護の実績)が親権の獲得に際して重要視されるため、そうした状況を示せるものを探しておくことも大切でしょう。
これらは、あくまで離婚したいと思ったときに取るべき行動の一部であり、実際にはそれぞれのケースに応じて必要となる対応があります。
そうした対応については、弁護士に相談することでアドバイスを得ることができます。
弁護士・亀子伸一(法律事務所みちしるべ)は、豊富な知識と高い課題解決力でお客様に万全なサポートをいたします。
離婚問題だけでなく、男女問題、相続、交通事故や不動産、企業法務などのお悩み解決に自信があります。
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